2016年あけましておめでとうございます
皆様、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 台湾は基本的に旧正月が年明けになりますので(2016年は2月8日)、1月の今はこれから忘年会シーズンとなり、年末の雰囲気が漂う季節となってきます。 とはいえ今年は曜日配列の関係で1月1日~3日が三連休になりったため、多くの人が台北101ビルのカウントダウン花火を楽しんだり、国内外へ旅行を楽しんだ人も多かったようです。
毎年旅行会社が気を揉む、旧正月の訪日旅行市場
毎年旧正月は多くの台湾人が日本など海外旅行を楽しむ季節。今年も昨年に引き続き9連休(2月6日~14日)という事で、旅行会社は多くの送客を期待しています。 ただし、今年は少しこれまでと状況が違っています。昨年LCCの日台路線が大幅に増加したことによるFIT市場へのシフトや、団体航空券の価格上昇と日本のランドコスト高による団体旅行商品価格の高騰により、ピーク期(6-10日)出発以外の団体商品の売れ行きはいまいちで、旅行会社は早くも旅行価格の値下げを検討しています。旅行価格の値下げは当然旅行会社の利益低下につながるので、各社は戦々恐々としているのが現状です。
今年はFIT化が更にスピードアップ
これまでも台湾市場はFIT化が進むと言われていましたが、ここ数年のLCCの発達によりそのスピードが速まったと実感しています。また、これまで20代後半~30代前半が中心だった訪日旅行者層が、20代前半にまで若年化している傾向もあります。ここ近年の訪日旅行者数の底上げを図っているのも、この20代前半世代FITの新規増加の部分と言っても過言ではありません。 今後はこれらの若い世代にどうやって訪日FITを楽しんでもらえるか、というのもプロモーションの重要なキーワードになってくるでしょう。